7月からスタートしたPGA ジュニアリーグ・千葉ディビジョンも大詰めとなり、最終戦が9月23日、千葉のオークヒルズカントリークラブで行われた。

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今月9日未明に関東地方を襲った台風15号の影響で、同コースも復旧、営業再開までに10日間を要し、最終戦当日も倒木など爪痕が多く残っていた。

それにしても本当に凄まじい自然災害となってしまった。
千葉県内のゴルフ場もその多くが被災し、SKGと日頃よりお付き合いの深いコースも例外ではなく、担当の方と数日連絡が取れなかった時は本当に心配だった。

そんな中、ジュニアゴルファー達が見せる明るい笑顔は、被災した同コースに元気をもたらしたのではないだろうか。

ジュニア達もテレビやSNS等で千葉の状況を把握していて、ゴルフが出来ることの喜び、そして感謝の気持ちをそれぞれに口にしていた。

さて、岩室監督率いるチーム神奈川であるが、初心者中心のメンバー達も、大会を通じて多くのことを学び成長を続けてきた。

技術ももちろんであるが、それ以上にお互いに支え合うこと、仲間をサポートする力、そして監督コーチ、保護者に対する感謝の気持ちを日に日に大きく育んでいった。

確かにゴルフは個人競技であるが、ラウンド中に沢山会話をしたり、ナイスショットやドンマイと声を掛け合い、ボールが見つからなければ一緒に探す、、、結局は一人では成り立たないスポーツなんだということに気づけたのではないかと思う。

最終戦 、この日でメンバーとしての卒業を迎える選手もいたので、今回は勝ちにこだわりたいという監督の願いは惜しくも叶わなかったが、それでもジュニアゴルファー達の成長と「新たなゴルファーの創造」というゴルフ人としての永遠のミッションに一歩を踏み出せたことが最高に嬉しいと語っていた。

 

同大会の今後についてはまだ未発表となっているが、もし継続されるのであればSKGとしては引き続き協力とチャレンジを続けていく考えだ。
また、初心者への積極的なサポートなど、ゴルフの裾のを広げる活動についても、岩室プロを中心に取り組んでいくので、多くの皆さまにご理解とご協力を是非いただきたく思っている。