【あれから1年】

4月に入りました。
ちょうど1年前、当時の安倍晋三総理が緊急事態宣言を発令する記者会見をテレビで観ていましたが、本当につい先月くらいの出来事だったのではと錯覚するほど、あっという間に過ぎ去った1年でした。
2回目の緊急事態宣言は明けましたが、今度は蔓防?というまた新しいワードがメディアなどでも飛び交い始め…
まだしばらくはwithコロナの生活が続くことを覚悟しなくてはいけませんね。
そんな中で始まった東京オリンピック・パラリンピックの聖火リレーも、参加辞退する著名人も多くすったもんだしていました。
私個人としては、開催が決まった以上は、一国民として無事に成功すること、そしてスポーツの力で少しでも世界が勇気付けられることを期待しています。
前・森組織委員会会長の発言は本当に軽率だったと思いますが、この大会をきっかけにして、ジェンダー問題、女性蔑視問題はもちろん、こうした年長者の方々のことも「老害」などという言葉で排除せず、様々な価値観を議論し合える、本当の意味で多様性が認められる世の中へと変わっていくことを願っています。
さて先月、東日本大震災から丸10年にあたり実施しました義援金活動について、すでにSNS等で報告しておりますが、改めてこちらでもご報告申し上げます。
寄贈先は、福島県双葉郡広野町にある「ふたば未来学園」様。
「福島県立 ふたば未来学園」
下記の金額を寄贈いたしました。
・皆さまからの義援金 145,124円
・3月11日ご来場者408名×100円=40,800円
合計 185,924円
同校は、原子力災害によって避難指示が出て休校になった5校の高校の伝統や特色を受け継ぎつつ、福島復興や全国・世界の課題解決にも貢献できるような「変革者」の育成を目指す中高一貫校です。
その取り組みがメディアなどに数多く取り上げられている一方で、経済的にはけっして余裕がある状況ではありません。
また、バドミントンの桃田賢斗選手の出身校富岡高校の取り組みを受け継いだアスリート育成にも注目が集まっていますが、ゴルフについては近隣のゴルフ関連施設が震災によって閉鎖されたため、現在はゴルフ部は無いそうです。
皆さまからのお気持ちは、書籍や実験・実習器具、他校に比べて多額となる部活動の遠征費や備品類の整備にお使いいただき、SKGとしては今後もゴルフ部復活などにも継続して協力していきたいと考えております。
今回ご紹介下さった小泉進次郎代議士は、学校創設から支援を継続していて、前列のない災害に見舞われた同地において「前例なき環境には前例なき教育を」というメッセージを繰り返し発し、応援団として年に数回訪問して生徒を励ましているとのことですので、私ももう少しコロナが落ち着いたら同行させてもらいたいと思っております。
なお、今回は「NPO法人 from yokosuka」を通じて同校に寄贈いたします。
皆さまからの温かいお気持ちに改めて心より感謝申し上げます。
誠にありがとうございました!!