PGA ジュニアリーグ・千葉ディビジョン地区開幕戦が7月21日、千葉のオークヒルズカントリークラブで行われた。

リーグ開幕にあたり、年明けから始まった各チームの監督・選手募集で、神奈川県はSKG所属の岩室智章(としゆき)プロが監督に、小林大介プロがコーチにそれぞれ就任。選手団はSKGジュニアスクールの生徒12名で結成された。

今大会は、近隣エリアを含む6チームが結成され、開幕戦で初顔合わせ。

ジュニアリーグの選手は、9歳から13歳までの男女で、1チームは最低6名で構成される。水色とオレンジいずれかのチームユニフォームには、背中に名前と背番号がプリントされている。

ペア戦、マッチプレーにて、勝ち・負け・引き分けでポイント数が変わり、1ホールごとにポイントを重ねることが、最終的にチームの優勝につながる。

岩室監督は、大会に初心者を中心としたチーム編成で挑んだことについて、「この大会は勝ち負けももちろん大切だが、それ以上にゴルフの裾野を広げることや、団体戦で力を合わせるという経験をジュニアゴルファーにさせてあげることが目的だ。」と話す。

ペアで、狙い目などの戦略を立てたり、協力して情報収集をしたり。チーム一丸となってひとつずつポイント獲得を目指す。「ナイスショット!や「ドンマイ!」と、エールを送り合う声は、ゴルフ場に新たな風が吹いたことを感じさせる。

残念ながらチーム神奈川は上位に食い込むことは出来なかったが、子供達の喜ぶ姿は未来のゴルフ界を照らす小さな光のように感じた。

試合後の岩室監督の談話。

「ジュニア達に素晴らしい経験をさせることが出来、参加してほんとによかったと思います。ただこのまま進行でご迷惑をかけっぱなしではいけないので、技術もそうですがプレー進行やマナーなども気を付けて指導していきたいと思います。また、スクランブル方式という競技なので少しずつ子供たちも要領掴めればもっと良くなると思いました。残り4戦、楽しんで戦ってきます!!」

今後は、千葉ディビジョンで2~4戦目が行われ、グレン・オークスで開催される9月23日が最終戦。

SKGスクールアカデミー